腸脛靭帯炎｜狭山市フェニックス整骨院

～ランニングや長時間の膝の曲げ伸ばしで悪化する膝の障害～

「ランニングをすると膝の外側が痛くなる」
「下り坂や長距離を走るとズキッとする」
「練習を休むと少し楽になるが、また走ると再発する」

こうした症状でお悩みではありませんか？

それは腸脛靭帯炎（ちょうけいじんたいえん）かもしれません。別名「ランナー膝」とも呼ばれ、特にランニングや自転車、登山、サッカーなど膝の曲げ伸ばしが多い動作で発症しやすいスポーツ障害です。

腸脛靭帯炎は、膝の外側にある腸脛靭帯が大腿骨外側顆（太ももの骨の外側の出っ張り）と擦れて炎症を起こすことで発生します。軽症のうちに正しく対処すれば回復も早いですが、無理を続けると慢性化し、日常生活にも影響を及ぼすことがあります。

腸脛靭帯は、お尻の外側の筋肉 （大殿筋・大腿筋膜張筋）から膝下の脛骨外側まで伸びる長い靭帯です。
ランニングなどで膝を曲げ伸ばしすると、この靭帯が大腿骨外側顆とこすれます。
繰り返しの摩擦によって炎症が起こり、膝の外側に痛みが出ます。

主な原因

・ランニングフォームの乱れ （膝が内側に入る、着地時のブレ）

・オーバートレーニング （急な距離・時間の増加）

・柔軟性不足 （太もも外側やお尻の筋肉の硬さ）

・下肢アライメントの問題 （O脚、股関節の硬さ、骨盤の歪み）

・硬い路面や片側に傾斜した道での走行

放置するとどうなる？

腸脛靭帯炎は、初期では走り始めや長時間の運動後に痛みが出る程度ですが、悪化すると短時間の運動や日常動作でも痛みを感じるようになります。さらに炎症が慢性化すると、靭帯組織の変性や癒着が進み、回復まで数か月かかることもあります。

「走れるけど少し痛いから大丈夫」と我慢して練習を続けることが、慢性化の最大の原因です。

当院では、腸脛靭帯炎を痛みの緩和＋原因の改善＋再発防止の3ステップで施術します。

①痛み・炎症の緩和

・電気療法で炎症部位の血流を改善し、痛みを抑制
・冷却（アイシング） で急性期の炎症を抑える
・必要に応じてテーピングで膝外側の摩擦を軽減

②原因となる身体のバランス調整

・骨盤・股関節のアライメント矯正
・大殿筋・大腿筋膜張筋・ハムストリングスなど硬くなった筋肉のリリース
・足首や股関節の可動域改善

③再発防止のための動作改善

・正しいランニングフォーム指導（着地位置・骨盤の使い方） 
・大臀筋・中臀筋・体幹の筋力強化
・自宅でできるストレッチやセルフマッサージ指導

改善までの目安

症状の重さや発症期間によって異なりますが、目安は以下の通りです。

・軽症（発症初期） ：2〜4週間で運動復帰可能
・中等症（1か月以上続く） ：1〜3か月程度
・重症（慢性化・再発を繰り返す） ：3か月以上

週1〜2回の施術とセルフケアを併用することで、回復が早まります。

ランナー膝を予防するために

・ランニング後のストレッチを習慣化
・練習距離や強度は少しずつ増やす
・硬い路面や片側に傾斜した道は避ける
・定期的にフォームチェックを受ける
・痛みが出たら無理せず休養をとる

腸脛靭帯炎は、適切なケアを行えば改善し、再び走れるようになります。
しかし、放置して悪化させると長期間運動ができなくなることもあります。

「大会が近いけど膝が痛い」
「整形外科で休むよう言われたけど、できれば練習を続けたい」

そんな方も、まずはご相談ください。
当院はランナーやアスリートの施術実績が豊富で、膝の回復とパフォーマンス向上をサポートします。

📍 フェニックス整骨院｜埼玉県狭山市鵜ノ木11-21
📞 04-2937-6468
🕒 平日19:30まで受付／土曜診療／駐車場あり

膝の外側の痛みでお悩みなら、フェニックス整骨院へ。
走る喜びを取り戻すために、一緒に改善していきましょう。